半円の柱は西欧の古典建築の要素とも日本の寺社の太い柱とも受け取れる、抽象的な形態です。この記号的な形態から類似のものを感受し想起するという原理は、人の知性であり本能であり、精神の自然といえます。 このレリーフのような記号的装飾は、建築の場所や用途との関係を問わずに設けることも繰り返すことも可能です。 たった1ヶ所の「部分」ですが、全体に情感をもたらします。形のメタモルフォーゼにより住人にとって特別な存在へと転換し、生きた空間となります。